[ 2010-11-01 ]
EWI4000sを使用する際、「これは故障なのでは?」と思ってしまういくつかの現象が、実は調整ツマミの調整不足だったという事が多く見受けられます。ここではそのいくつかの現象に対しての原因と対処方法について解説してあります。
調整のヒント
すべての調整用ツマミはギリギリに合わせると演奏中にズレが生じる場合があります。調整後にLEDの点灯が消えてから、更にほんの少しだけ消えた方向にツマミを回すことで、より正しく動作します。また、調整の際は、すべてのツマミを再調整することをお勧めいたします。
Q: 演奏しようとしたら音が出ない。またはプツプツと切れる。

A: タッチセンス(右図のネジ部分)の調整不良による原因が考えられます。下記の要領で再調整して下さい。
調整不良の設定

タッチセンスの調整が左に回りすぎた状態です。
正しい設定

下図中の青い範囲が正しい調整範囲の目安です。
詳しくはEWI4000s 取扱説明書18〜19ページ「タッチセンス感度調整」をお読み下さい。
Q: 音程が正しいピッチで発音されない。

A: ピッチベンドが効いたままの状態であることが考えられます。
詳しくはEWI4000s 取扱説明書16ページ「ベンドセンサの調整」をお読み下さい。
Q: プログラム・キーによるプログラムチェンジができない。プログラム・キーを触ると、表示が点滅してしまう。

A: ブレスセンサが効いたままになっている可能性があります。
詳しくはEWI4000s 取扱説明書5ページ「ブレスセンサの調整」をお読み下さい。
Q: キー(センサ)がまったく反応しなくなった。
A: ごくまれにおきる現象の可能性があります。
タッチセンス調整をしてもだめな場合に以下の様な状態が考えられます。ごくまれに起きる現象なのですが、地面が人体を通して電気が流れる状態で演奏すると(例えばフローリングで裸足の状態)、接続されているアンプ等との電位差によりキー・センサなどが全く効かなくなる事があります。スリッパ等を履き、体が離れるよう対策して下さい。
Q: ファームウェアをアップデート後、トランスポーズの際に「C」が表示されない。
A: LEDに何も表示されていない状態がトランスポーズしていない状態です。
EWI4000sの後発および最新のファームウェア・バージョンでは、トランスポーズ部分の仕様が変更されており、LEDに何も表示されていない状態がトランスポーズ(移調)されていない状態となります。