■PC上でのエディット
AudacityはMPC500内部のエディット機能同様に、サンプルの「リバース」や「タイムストレッチ」など基本的な波形編集能力は全て備えています。他にも「ワウ」や「BassBoost」などのエフェクトの他に、クリック音やポップノイズを除去する処理も可能ですので、MPC500でサンプリングしたWAVファイルをコンピュータに移し、MPC500本体だけでは出来ない事、例えば、前述のボップ/クリックノイズの除去機能を使いサンプリング(録音)したボーカルのノイズを取ったり、更に、世間に出回っているユニークなVSTプラグインのエフェクト(アンプ・シミュレーターやピッチ補正系エフェクトなど)を施して、もう一度MPC500に戻すなど、サウンドメイキングの可能性はより大きく広がることでしょう。
また、Audacityなどの波形編集ソフトの強みとして、より精度の高いトリミング(前後の不必要な部分を削除したり)がパソコンのディスプレイ上で視覚的に、かつ正確に行うことが出来ます。サンプリングしたフレーズやボーカルなどの不要な部分を削除できますので、MPCに搭載しているメモリーが少ない場合などは容量節約の面で大変有効です。
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■MPC500とPCをUSB接続
コンピューターでのサンプル編集を終えたら、MPC500とコンピューターをUSBケーブルで接続し、MPC500をUSB接続モード(取扱説明書 第15章「コンピューターとの接続」を参照下さい)にしましょう。画面が「Connected」と表示されたら、お使いのコンピューターにマウントされているはずです。あとはファイルをまとめてあるフォルダを、CFカード(MPC500の本体に挿してあるCFカード)にコピーしてあげるだけです。
■サンプルをパッドにアサイン
PCとMPC500の接続を解除したら、次はMPC500のサンプルをロードして、新規のProgramを作りPADにアサインしていきます。パッドへの割り当て方法は取り扱い説明書の「第12章 プログラム (■パッドにサンプルを割り当てる)」でも詳しく開設してあります。
■徹底的に作り込んだ音をライブやアイデア用のストックとして持ち出す
以上の様に、MPCのサンプルファイルをコンピューターの波形編集ソフトで編集を施し、そしてそのファイルをMPCに持ち込む事で、ライブパフォーマンスやアイデア・スケッチ用のサウンドをデザインする有効な手段として有効活用できることでしょう。Audacityなど波形編集ソフトとMPC500の併用、是非お試し下さい。
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- TIPS - |
■コンピュータ上でフォルダ作成
PCでサンプルを編集し終えたら、サンプルをまとめて入れる為のフォルダを、パソコン上で作成しておきまましょう。楽器別や曲別、プロジェクト別など、ある程度種類で分けて作ったほうが、MPC500のCFカードにコピーする際にとても便利ですし、なによりファイルの管理もしやすくなります。
■MPC500のファイルネームの付け方について
上記の様に、パソコンで「フォルダ」や「ファイル名」を付ける際には、英数字10文字以内にしておくのをお勧めします。実際には10文字以上のファイルを認識できるのですが、便宜上、画面には省略したファイル名で表示されてしまいます。
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